12選の最後を飾るのは二人のピアニストだ。
11. Past, Present & Futures / Chick Corea
チック・コリアは言わずと知れた偉大なピアニスト。このアルバムでも余裕あふれる、しかもスリリングなプレイで聴き手をつかむ。だが余裕がある反面、鬼気迫るような迫力は影を潜めている。しかし、このアルバムの魅力はそんなところにはない。ピアノとベースとドラムの三者が渾然一体となっているところが素晴らしい。誰が突出するでもなく、うまく絡み合った三つの楽器が、複雑なハーモニーを織り成してゆく。これが円熟したチック・コリアの新境地か。
12. Fly with The Wind / McCoy Tyner
今年最高の感動(というかこれは衝撃?)が味わえた作品。ジャズファンはもとより、クラシックファンもロックファンも何も言わず可能な限りの大音量で聴いてほしい。壮絶かつ壮大なサウンドに思いっきり打ちのめされて、涙を流し、台風が去った後の青空のような心になってほしい。
当初CDチェンジャーが12連装で十分かと思ったら、結構少なく感じる。50連装がほしいが、それは贅沢だろう。生きがいや本格的な趣味は他にある。JAZZと車はあくまでも通勤時の楽しみにとどめたい。これぞ家族を大切にする男の道楽と、自分では納得している。
Posted by e-ueda at 2005年09月29日 22:08